第2回名古屋ウィメンズマラソン2013　に参加して

　去年から始まった名古屋ウィメンズマラソンは、超エリート選手のマジレースに一緒に走れる、しかも地元名古屋で！また、女性だけで走れる異色の華やかな大会。そんな大会ですので、私は年間の中でこの大会を一番大切なレースとして臨んでいます。

　　　●   今年の目標は3：40：00を切ること

　レース５カ月前の私の状態は、足の故障で練習量が減って月間走行距離11月は133�q。12月は158�q。元気がありません。

ショーゲンさんの病院へ11月から週1で通い、故障の足は少しずつ良くなってきていました。（余談ですが、今では天白川の女性の憩い?!の場になっています(*^。^*)ｱﾘｶﾞﾄｳ

年が明けて1月、本格的に練習を再開。瑞穂本陸で松山さん大井さん他ラン友と木曜日に練習会を。そして、夜はかずちゃん率いる名城公園で1000ｍインターバル練習。木曜日は頑張って2部練に励みました。そのほか、木曽三川大会でフル�`6のペース走、大高緑地で30�q走2回、名城公園で20�q走1回、30�q走1回、刺激走で西濃駅伝、犬山ハーフなど。。。月間走行距離1月242�q。2月278�q。

年末の練習不足の不安を抱え、調子の善し悪しが全く分からないまま3月に入りました。不安を消す為に熟読したのが、かずちゃんが貸してくれた一冊の本です。

著者：岩本能史　　非常識マラソンマネジメント（レース直前24時間で30分速くなる！）

この本から試してみた事。

●お餅、経口補水液OS-1、BCAAサプリメントなどの購入（レース当日の朝食、レース中の補給食）

●レース前日、当日の行動予定を本の内容通りに立てる

●レースペース表を作る

　問題になったのはレースペース表です。自分で作成した表は、なかなか腑に落ちない。

レース一週間前、例会後に自作のペース表を岡さんに見せ相談しました。一番気になったのが…一般論として、フルは前半ハーフより後半ハーフは8分位遅いタイムで完走するケースが多い。と言う話。岩本能史氏の本には25〜30�qを最高速度で走りましょう。と書いてあり、岡さんの言う一般論と全然違う。そして、なんとなく岡さんの話の方がわたし的だし、どうしたものかと解決できずにいました。

　そこへ突如救世主のごとく現れたのが、会長のぎゃわさんです。

西濃駅伝後のお千代保稲荷の串やで私の去年のウィメンズの結果表を渡してありました。

酔っぱらっていたので、その後放置された様子ですが？私用のレースペース表を作成してくれました。そのペース表は後半タイムが落ちる内容。（コレコレ私が望んでいた内容のペース表！）同居人の時岡と私のレース展開についての話しが持ち上がり、彼曰く、私はレース後半ペースダウンするタイプ、とバッサリ。ぎゃわさんのペース表をみて、これが一番いいんじゃない。と、ひと押しされて無事問題が解決。ペース表は首に掛けてお守りにしましたょ。

そしていよいよ、レース当日。天白川走友会のウエアを身に着けて、いざっ！

行動予定通り、無駄な動きはせず足を温存。トイレOK、補給食OK、あとは気合のみ。

スタート位置に、ラムさん、しのさん、やまちゃん、大井さん、久美ちゃんBブロック全員集結。お互いに励まし合う。ラムさんから頑張るわよ！と熱いコンタクト<(｀^´)>ﾋﾟｼｯ

　準備万端、9時１０分、遂に号砲が鳴りました！

　スタートして1.5�q…キロ標示を見逃してトロトロ走っている私をしのさんが見つけ、背後から叱咤激励！仕切り直し。おかげで前半まあまあのレース内容。東海TV過ぎから若宮大通り辺りまで久子さんと並走。そして、名城公園を超えてからは強風との戦い。後半、かずちゃん、美奈子さんとすれ違う。里美さんからもエールが貰えました。千種に入った頃は一番苦しくて歩きたいくらいでしたが、時計を見ると自己新が見えて来たので必死で踏ん張りました。ラスト3�qは鬼の形相でラップの確認しながら走ってましたね。絶対5：30を超えないって決めていましたから。そしてドームへ。ドームに入った途端すぐゴールが見えたので、速攻ラストスパーク！！遂にゴぉ〜〜〜ル。

　3：39：06（スプリット）

　 3：38：29（ネット）　

　775位／14124

*去年のベスト（ウィメンズ）3：43：41（ネット）

目標達成！！弱気だった私が、想像以上にタイム更新しました＼(^o^)／ｷｬｰ

数日経ってオールスポーツで今年の私と去年の私の走る姿を確認すると、随分走り方が変化、進化していました。まだまだですが、ランナーらしくなった感じで嬉しかったｗ

そして来年もまたベスト更新を目指そうと心に決めたのでした。

レース当日は寒い中、たくさんの応援をありがとうございました。心より感謝しています。

2013.3.17

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　稲垣　由加里